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トラッキーは、プロ野球・阪神タイガースのマスコットキャラクター。モチーフは、チーム名(タイガース)の虎である。名前は「トラ」と「ラッキー」の語呂合わせで、1987年7月18日に一般公募で命名された。背番号は「1985」。 主に阪神の主催試合に着ぐるみとして登場するほか、球団ロゴマークやグッズなど様々な場所で使われている。また阪神の親会社である阪神電気鉄道及びその関連企業のマスコットとしても登場することがあり、阪神バスではラッピングバスや、関連会社の山陽自動車運送では貨物輸送を「タイガー便」と名づけ、ペットマークにトラッキーを使用していた〔山陽自動車運送は現在レンゴーの子会社となっており、徐々に阪神色が弱くなってきている。2014年3月現在トラッキーの使用とタイガー便の名称使用を停止している。〕。また、阪神電車の各駅で自動改札機のメンテナンスを行う際に通路の前に置く看板にもトラッキーが描かれている。 == 特徴 == *身長:190cm *体重:?kg *3サイズ:B116・W110・H105 *頭囲:160cm *靴のサイズ:37cm *好きな食べ物:特上カルビ *好きな言葉:熱くなれ! 初期のトラッキーには初登場の年を表す背番号「1985」があったが、その後背中には「TO LUCKY」と名前だけを書くようになり、「1985」は胸番号に移行した。だが2007年、ユニフォームの大幅モデルチェンジを期に背番号「1985」が復活した。 もう一体の阪神のマスコットはラッキーで、胸に1994、背中に「LUCKY」と書かれていた。トラッキーとラッキーの関係は元々は兄妹だったが、1990年代後半あたりから兄妹からガールフレンドへと設定が変わっていった。ラッキーは激しく元気よく動き回るトラッキーとは対照的におとなしく、かわいらしく動き回るが、しばしばトラッキーにツッコミを入れることもある。 2011年からはラッキーの弟、キー太が登場した。キー太はトラッキー・ラッキーよりやや小柄で、試合中に球場内の通路でグリーティングを行うこともある。 トラッキー達は、阪神甲子園球場や京セラドーム大阪で阪神の選手がホームランを打ったり、また、阪神が勝った場合に「阪神タイガースの歌(六甲颪)」が流れるとき、オーロラビジョンに映る映像にもCGアニメキャラクターとして出ている。 トラッキーの着ぐるみは帽子を取ることができ、帽子を手に持って客席に向かって振ったり、バク転中に落としたり、表彰式に同席したときに取ったり、時には帽子を笑いのネタに使うこともある。一方、ラッキーの着ぐるみは帽子を人前で取ることは稀であるが、帽子がずれているラッキーの写真も存在する。キー太は通常は帽子を後前にかぶっている。またキー太も帽子を取ることができる。 まれにユニフォームを脱いで、レスラータイツ一丁でアントニオ猪木のものまねをしながら登場することがある。ユニフォームを脱いだトラッキーの体に虎縞模様はなく、黄色一色である。 トラッキーとラッキーの履いているスパイクはかつてアシックスの模様が描かれていたが、2012年ユニフォームのモデルチェンジを期に契約先のミズノに変更された。スパイクのベロにもはっきり「Mizuno」と書かれている。 かつて、横浜スタジアムで暴れていた時に佐伯貴弘にジャイアントスイングをお見舞いされたことがきっかけで、佐伯に対してドロップキックやパンチをお見舞いしており、佐伯とトラッキーのバトルは一時珍プレー好プレー番組などで話題となった。だが佐伯は笑いながらも「あいつ、俺が怪我したらどうしようとか考えんのかね?」と話したこともある。また、阪神の選手がホームランを打った際、出迎えに出てきたトラッキーが選手からラリアットを受けて一回転する、他球団のマスコットとグラウンドで交流する際にも佐伯同様バトルに発展する他、手を股間の前で動かす謎の動きなどのパフォーマンスを見せ、おおむね好評を博していたが、一部から「トラッキーがかわいそう」「子供の教育上よくない」と言う意見が寄せられるようになったため、2003年のシーズン途中にスーツアクターが交代した。このスーツアクターはその後、ブラックホッシー・ゴールデンドアラを経てMr.カラスコのスーツアクターとして活動中である。 交代直後のトラッキーは、それまでと比べて身のこなしに大きな差があり不評を買ったため、わずか数週間でさらに別のスーツアクターに交代。それからは再び動きが良くなり、連続バック転なども難なくこなす。さすがに先々代トラッキーのような「逆立ち状態でフェンスに張り付く」「内野スタンド上段近くまでサインボールを投げ込む」「身長186cmの佐伯の顔面にドロップキックを命中させるほどのバネ」などの驚異的な身体能力は持ち合わせていないが、愛嬌ある動きや小道具で笑いを取ったりしている。 抄文引用元・出典: フリー百科事典『 ウィキペディア(Wikipedia)』 ■ウィキペディアで「トラッキー」の詳細全文を読む 英語版ウィキペディアに対照対訳語「 To Lucky 」があります。 スポンサード リンク
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